“ホワイトノイズ長時間流しっぱなし”赤ちゃんへの悪影響は?

White noise

我が家の息子たちの寝かしつけで絶大な効果を発揮した「胎内音
所謂「ホワイトノイズ」という音声です。

ホワイトノイズの長時間流しっぱなしが赤ちゃんに与える影響気になりません?
夜泣きせず眠ってもらうのに「胎内音」が絶対必要な子もいますよね。
ただでさえ睡眠時間が少ない育児ママ・パパには死活問題。

だ か ら こ そ 。
胎内音を流しっぱなしにして良いのか?
ホワイトノイズを長時間再生した場合の悪影響の有無。

調べてみました。

結果、結論を言えば「使い方に気を付ければ問題なし!」でした。
でも注意点もあるので詳しくご説明します。

赤ちゃん寝かしつけ隊 胎内音

胎内音をリピート再生したら赤ちゃん寝かしつけに効果抜群だった話

2022年12月2日

ホワイトノイズってなに?

赤ちゃんの寝かしつけ、とりわけ育児界隈でよく耳にするホワイトノイズって何?という話です。
僕も子育て始まるまで聞いたこともありませんでした。

ホワイトノイズ(White noise)とはノイズ(雑音)の一種で、様々な周波数の音を同じ強さでミックスして再生したノイズです。
具体的には換気扇やテレビの砂嵐のような「サーッ」「シーッ」「ゴーッ」のような雑音を指します。

– 引用元 Audio-Technica ひそかに話題!ホワイトノイズとはどんな音?

要するにサーっていうあの雑音。
雨が降る音やドライヤーの音などもホワイトノイズの一種とのこと。

新生児赤ちゃんにとってホワイトノイズはお腹の中で聞いていた音にそっくり。
「胎内音(ホワイトノイズ) ≒ お母さんの子宮内の音 ≒ 安心する音」
大人が聴いても「集中力向上、リラックス効果、安眠効果」とメリットましまし。

ぐり
ぐり
そりゃ子供を寝かしつける時に胎内音流して親が先に寝落ちするよね。
まさに一撃必睡!こうかはばつぐんだ!

ホワイトノイズ(胎内音)を使うママさんの反応

我が家の長男も赤ちゃん寝かしつけ隊の胎内音流すと秒で寝てました。
本当に効果あります。

次男は胎内音よりもドライヤーの音派でした笑

一見すると良いこと尽くしです。
それなら赤ちゃんを落ち着かせる為に長時間ホワイトノイズを流しても良いのかな?
気になります。

ホワイトノイズはいつまで効果ある?

一概にいつまでというのは無く、赤ちゃんによって個人差があるようです。
赤ちゃん寝かしつけ隊の胎内音のコメント欄を見てみると、生後すぐ~1歳半くらいで使っているママ・パパが多いような気がします。
2歳、3歳の子が下の子の為に流している胎内音で寝ちゃったなんて事もあるようです。

ということは、新生児~2,3歳くらいまで効果があるのでは?

ぐり
ぐり
そういえば生後半年の次男に胎内音を聴かせていたら長男も一緒に寝てたなぁ…
2歳半の長男にも胎内音は効くんだね~と夫婦で笑った思い出…

ホワイトノイズの流しっぱなしは大丈夫?

物音に敏感なお子様は、寝かしつけた後にも微かな音に反応して起き出してしまうことがあります。
そのようなお子様を寝かしつける際は、あえて雑音を流してみることをおすすめします。
上記で挙げたホワイトノイズがおすすめです。
雑音が物音をかき消し、音に反応して起きることが少なくなるはずです。
雑音はそのまま流しっぱなしにするのがよいでしょう。

– 引用元 おこせん お医者さんにききました! 寝かしつけテクニックが効く理由

雑音(ホワイトノイズ)はそのまま流しっぱなしにするのがよいでしょう。
…だそうです。

でも寝ている間6~8時間ホワイトノイズをずっと流し続ける場合はどうなのか?

ホワイトノイズの長時間再生は悪影響・デメリットがある

ホワイトノイズを構成している様々な周波数の音に長時間さらされることで、音の感知を助けている脳の神経接続が変化し、耳鳴りや難聴などのリスクを引き起こす可能性があります。

– 引用元 Audio-Technica ひそかに話題!ホワイトノイズとはどんな音?

ホワイトノイズを長時間聴き続けると悪影響があるようです。
赤ちゃんの脳の発達、聴覚への影響、とりわけ難聴の可能性が指摘されています。

ある研究では、一定の音量のホワイトノイズに長時間さらされると有害であることが示されています。
世界的に推奨されている最大音量は、50dBが限界とされています。
同じ研究では、赤ちゃんの聴覚の発達に悪影響を及ぼさないためには、50dB以下の騒音放射が安全であるとしています。
また、成人が85dB以上の騒音に8時間さらされると、難聴を引き起こす可能性があると結論づけています。

– 引用元 エコサ 寝室のホワイトノイズは健康に良い?

ホワイトノイズを流す音量によっても悪影響が出てくるみたいです。

世界的に推奨されているホワイトノイズの最大音量は50db(デシベル)。
50dbがどれくらいの音量かというと実際のところ結構小さめです。

  • 静かな事務所
  • 本屋の店内
  • エアコンの室外機の音
  • 換気扇の音

寝かしつけの時もボリュームを小さくした方が良いみたいです。

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ちなみに2014年アメリカ小児学会で「ホワイトノイズマシンは乳児の耳に有害か否か?」という研究結果が発表されました。
「ホワイトノイズマシンでホワイトノイズを最大音量で流した場合、赤ちゃんの耳にどのくらいの音量で届くのか?」
というアメリカの病院の新生児室で行われた実験です。
以下、原文を僕が勝手に訳した意訳文です。

音量最大に設定したホワイトノイズマシンを乳児から30cm離れた場所で鳴らした場合、計測した全てのホワイトノイズマシンで乳児が耳にするホワイトノイズの音量が50dbを超えていた。
2m離れた場所に置いた場合でも乳児の耳元で音量を計測すると50db以下にならないものがあった。

– 引用元 Can Infant Sleep Machines Be Hazardous to Babies’ Ears?,2014, American Academy of Pediatrics

要するに、赤ちゃんから30cm離れたところで音量MAXで鳴らしたら…めちゃくちゃうるさい。
2m離してもホワイトノイズマシンの種類によっては結構うるさい、という事。

ぐり
ぐり
いや、控えめに言って当たり前だし、逆にうるさくて寝れない気がする…

そもそも普通に考えれば赤ちゃんの近くで音量MAXで使うことは無いはず。
でももし大人が近くに居ない時に何かの弾みで音量が最大になってしまったら?

寝返りで手足が当たってしまった等、可能性はいくらでも考えられます。
子供から目を離すなとは言うけれど、子供が寝ている間もずっと見続けるのは正直ムリ。

でも赤ちゃん寝かしつけ用のホワイトノイズマシンはAmazonや楽天でもよく売れています。
かなり便利で★5レビューも多くて良さげ。
だからこそ低月齢赤ちゃんに使う場合は置く場所と音量に注意ですね。

ホワイトノイズの使い方

結局のところ悪影響の有無よりも「使い方に注意」という結論に至りました。
「大きな音量で何時間も流しっぱなしにするのはダメ」

  • ホワイトノイズの再生ボリュームは50db以下にする
  • 少なくとも30㎝以上赤ちゃんの耳から離して再生する
  • 長時間の使用を避ける

以上の注意点を踏まえて僕なりに考えた寝かしつけ胎内音の使い方はこんな感じ。

  • 胎内音(ホワイトノイズ)を鳴らすのは寝かしつけ初めの2~3時間程度にする。
  • 子供が寝たら胎内音(ホワイトノイズ)を消す。
  • 夜寝る間はずっと流しっぱなしにしない。
  • 昼寝の様な短時間の流しっぱなしは大丈夫。

考えれば考えるほど子供が寝入るまで親が寝落ち出来ないという…
結構辛いし同じタイミングで寝ちゃいたい笑

今回僕が調べた事でママ・パパが少しでも気楽に寝かしつけ出来たら良いなと思います。
個人的にも育児は体力&精神力勝負なところがあるので、ラク出来るところはラクしたい。

ぐり
ぐり
正直言ってスマホ育児万歳。
YouTubeがある現代で育児出来て良かったー!!!!!!
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2 件のコメント

  • テスト勉強中ずっとイヤホンでホワイトノイズ聴いてました。
    たしかに集中力は増す気がします。
    でも難聴になるのは嫌なので音量下げて使ってみます😅

  • Twitterでホワイトノイズを知って、寝かし付けに使うかどうか悩んでいました。
    影響について知りたかった事が分かりやすく書いてあって助かりました。
    本当に親が先に寝ちゃいますよね

  • ABOUTこの記事をかいた人

    ぐり

    都心に近い田舎で4人暮らし(30代夫婦+息子6歳&4歳) 3DKの賃貸でモノ少なめ、物欲少なめ、食欲多めで生きています。 妻とは台湾で知り合い結婚を機に帰国。 夫婦共にノマドワーカー。